君たちはいつまで翻訳アプリに頼っているのか
こんにちは大学生バーテンダーです。
ここで皆さんに聞きたいことがある。
日本語以外の言語を話せるだろうか?
”まあ多少は”
”全く”
”ペラペラ”
この三つのどれかに該当するのが大半であろう。
僕自身中学校の頃までは日本語すら危うい状態だった。
典型的なバカだった。
勉強と自頭は別物といった所だ。
「なんで使いもしない英語を。」そんな感じで勉強していた。世間が口をそろえて言う「受験英語」というものだった。
最近テレビを見ていると「小学6年生で英検準一級合格」とか「三か国語話せるスーパーキッズ」などといかにもグローバル化を感じさせられる内容のものが多い。
確かに昔と比べて「国際交流」が簡単にできるようになった。
街を歩けば外国からの観光客が増えている。
彼らに話しかけるだけでも立派な国際交流だ。なにも外国まで足を運ばなくても可能になった。
僕自身中学生の頃アメリカに留学した。アメリカに行くまでは全く英語が話せなかった。「tomorrow」の意味すら知らなかったし、何なら存在すら知らなかった。
それなので、明日の予定を聞く際は
「What is next today plans?」とへんてこりんな文章を使っていた。
そんなこんなハプニングの連続もあり、長かった留学生活を終え日本に帰ってきた。
そう英語を話せるようになって。とは言っても難しい言葉なんてわからないし、ただ日常生活には困らない程度の英語だ。
留学から帰ってきて価値観が180度変わった。もっともっと海外に興味が持てた。
もっともっと英語を話したくなった。
意欲の塊だった。意識が高いどこにでもいる人間だった。
ここまで頑張れたのは勉強をたくさんすれば色んな世界に触れることが出来ると思ったからだ。
そうして今は日々欠かさず2時間の英語勉強をしている。
沢山海外にも行った。沢山英語を話した。
世間一般では言語を取得するのには幼い時が一番いいと言われている。
化学的にも証明されているので疑う余地なんてない。僕たち人間は耳から入る音を言語と認識し、それを話す。
脳が成熟してからは第一言語が脳の大半を占めていて、学ぶ際に障害となる。
これに関しては僕も経験した。アルファベットの発音とネイティブスピーカーの発音がかけ離れていたのだ。僕はアルファベットのカタカナを頼りにしていたからだ。
そんな僕が海外や、ネイティブと話すときに絶対しないことがある。
翻訳アプリを使わないというだ。
外国語が話せない人にとってこれがないと海外に行くことが出来なくなるほど重要ポジションにあるアプリだ。
考えてほしい。皆さんは頑張って日本語を話している外国の方を見て「面白い」とか「全然違う」などと思ったことがあるだろうか。第一言語ではない日本語を必死に話している彼らが何て言おうとしているのか僕たちも必死になって分かろうとする。
これは世界共通だと思う。
僕にも英語を間違えたら笑われるなんて思った時がある。
でも彼らは必死に僕を理解しようとしてくれた。間違いがあれば一緒に訂正してくれた。
だから海外旅行に言って必死に英語を話している皆さんを笑う人なんていないのだ。
大げさだな~なんて思う人は「某世界の果てまで行ってQ」の「出川初めてのおつかい」を見てほしい。
「空母」のことを「スカイママ」というし「宇宙」のことを「ベリベリスカイ」なんていう。しかしながら彼は必ず答えを導くのだ。
彼の伝えたいという熱心さが聞き手の心を動かし彼の英語を理解しようとしているのだ。「グルグルボックス」から正解を導いた時は感動した。
東京駅で外国の人から「where is flower house」と聞かれたら、なんとなく花やしきかな?と思うのと一緒だ。浅草までの道を教えたらいいのだ。
話しが膨らみすぎた。結論翻訳アプリが無くたって、人とのコミュニケーションは可能だ。それでもアプリを使いたい人はいるだろう。
こうかんがえてほしい。
「アプリを使って終わった海外旅行」
「自分の力だけでコミュニケーションをとった海外旅行」
どう考えても後者の方がきっと記憶に残る海外旅行になるだろう。
せっかくの旅行を自分の力で乗り切ったら自身にもなる。
モチベーションも高まる。いいことしかない。
別にアプリを使うなとは言っていない。あくまで紹介しているだけだ。
僕はどんなにわからない事があってもどうにかして自分で答えを探す。
そうすることで国際交流の幅が広がるからだ。
是非皆さんもやってみてください。新しい経験がそこにはあります。
「今日のカクテル」
「インペリアルフィズ」
カクテル言葉は「楽しい出会い」