宇宙兄弟は人生の教科書
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
今日は僕が人生の教科書にしている「宇宙兄弟」の名言を何個か紹介しようと思う。
この漫画に僕は救われたこともあれば、人生を見つめ直したこともある。間違いなく僕のおすすめする漫画トップ3にランクインする。
「宇宙兄弟」は小山宙哉による漫画作品で、講談社の「モーニング」にて」2008年から連載されています。
宇宙兄弟は、ごく普通の中流家庭で育ったきょうだいが、子どもの頃の体験をきっかけに「宇宙飛行士になる」という夢を抱き、その夢に向け努力し、夢を実現していくストーリーです。
主な登場人物
南波六太
もじゃもじゃの天然パーマが特徴。1993年10月28日生まれ。同日にドーハの悲劇が起きていることから「自分には不運に縁がある」と考えており、幼い日の約束通りに宇宙飛行士となった弟日々人に対して劣等感を抱いていた。ある日、弟を侮辱した上司に対して頭突きをし会社を首に。その後紆余曲折をえた末に日々人からのメッセージを受けて、宇宙飛行士を目指し始める。
南波日々人
六太の弟。JAXAの宇宙飛行士。
初めて月面に立つ日本人として選ばれるなど、宇宙飛行士の中でもひときわ才能に恵まれている。
アメリカでは“サムライ・ボーイ”として人気が高い。六太が宇宙飛行士になることを心待ちにしている。野茂英雄がメジャーリーグでノーヒットノーランを達成した1996年9月17日生まれ。
細かい事を煩わしがる性格で、周囲のプレッシャーなどを気にしない心の持ち主。
様々な技能を短時間で修得する能力に富む。
さてさて、それでは本題に戻ろう。
先程言った様に、この漫画には名言が沢山出てくる。YouTubeにも名言集が投稿されてるほどだ。
僕が影響を受けた名言を3つ紹介しようと思う。
「俺の敵はだいたい俺です」
「君にとっての敵は誰ですか?」
ムッタに投げかけられたビンスの質問。
ビンスにとっての敵とはマスコミ、科学者、そして天文学者…。
有人で宇宙へ行ってこその宇宙開発である、と信じるビンスにとって
それを邪魔するものはすべて敵だと言います。
ここで六太はこう答えました。
小さい頃から宇宙飛行士になるという夢を邪魔してきた「敵」は自分だと。
自分の可能性を消してきたのは大体自分ということ。
僕自身何かと理由をつけてチャレンジしないことが何回もあり、出来ない理由を付けてそのたびに正当化してきた。
だれも未来のことなんてわからない。足を踏み入れないと未来なんてない。
でも、その一歩を踏み出すのは自分にしか出来ない事。自分に打ち勝たなくてはならないと思ったワンフレーズです。
「僕はもう決めたんだ。迷ってるヒマなんてない……!人生は短いんだ……!
ああ……そうだ……!テンションの上がらねえことに……パワー使ってる場合じゃねえ……!」
これは、ピコとビンセントの名言。同じ土地で生まれ育った3人ピコ、ビンセント、リックは来る日も来る日もロケットを作り、宇宙のテレビや本を読み語り合い、明るく情熱的なリックは先頭を切って宇宙をまっすぐに目指していました。
宇宙を夢みて3人は成長してゆきますが、やがて進学進路を決める時期に。
宇宙を目指す事を両親から反対され、
ビンセントとピコは宇宙を目指すことを一度諦めることに…。
しかし、もう宇宙を目指さないと決めたビンセントとピコは誓うことができず仲たがいをしてしまい、和解をする間もなくリックは事故で帰らぬ人となってしまいました。
亡くなった親友リックの思いと彼への償いの気持ちを背負ってビンセントとピコは宇宙をめざすことを心に誓います。
このシーンは正直に言うと泣いた。号泣した。
僕達はいつ人生が終わるか分からない。だが明日終わるなんて思っている人は少ないだろう。時間は有限なのである。
せっかく生きるのであれば、自分の夢を叶えたい。自分が満足して心から楽しかったと言えるような人生にしたい。と思ったワンフレーズ。
「メロディなきメロディを奏で 道なき道へ行こう そこに俺にとって一番の金ピカがあるのだ」
日々人と母のおかげでJAXAの新規宇宙飛行士の選抜試験に書類合格した六太。しかし二人の気持ちには感謝しながらも、「兄が弟に引っ張られるわけにはいかない」と、このまま一次審査に進むべきか迷っていた。
悩んだ末、六太は子ども頃から世話になっている、天体観測所で働くシャロンに会いに行く。その心中に気づいたシャロンは、六太が子どもの頃、はじめて楽器を選んだ日のことを語りだした。六太が選んだ楽器は、一番音が出しづらい金ピカなトランペット。どんな難しいことにも進んで挑む子どもだったと言うのだ。
「今のあなたにとって、一番金ピカな事はなに?」シャロンのその言葉で六太はようやく気づく、自分はいつの間にか日々人の前で失敗することを恥じるようになり、本当に大事な気持ちを忘れていたということに。
このセリフは六太が宇宙飛行士になるという夢をもう一度誓ったシーン。
ここでいう「金ピカ」とは自分がやりたい事。子どもの頃からある夢や、して見たかったことは誰にでもあると思う。将来の夢なんかもそうだ。でもそんなこと忘れて大人になっていく人が多いこの世の中。金ピカはどこかに埋まってしまっている。
僕達は誰にも干渉されず金ピカを引っ張り出して、磨いていこう。
「さあ行こうぜ!宇宙へ!」
この他にも沢山の名言があります。ここでは紹介出来ないほどです。
今回は僕の好きな3つを皆さんに紹介させていただきました。
ぜひ、宇宙兄弟を手に取ってみてください。
「今日のカクテル」
「エメラルドミスト」
カクテル言葉は「未来の自分へ挑戦するチャレンジャー」