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何やかんやあったアーセナルの夏の移籍市場。
リヨン所属のアワール獲得失敗からたったの24時間でアトレティコからトーマスパーティを獲得。
アンカーをジャカに任せっきりの状態であった為、この補強はかなり的確と言えるだろう。
Arsenal took their time and left it late, to the last minutes of transfer deadline day, but the Premier League side have landed their long-term target, Thomas Partey.
The Gunners went in 100 per cent on the final day of the transfer window and triggered Atletico Madrid’s set release clause of £45million for the 27-year-old.
Atletico Madrid confirmed the deal via their official Twitter account – Thomas Partey is no longer registered with Madrid and has indeed signed with Arsenal;
今日という日は二度とこないけど似たような日はやってくる。
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
最近いかがお過ごしですか。
ボクには自粛疲れがありません。特段これといった不自由もないです。
ただこのマンネリ化した生活から抜け出したいと思っています。
朝起きて朝食を取り、オンライン授業を受講して、課題をする。
もはや外出自粛以前の生活を忘れてしまった。
アルバイト先は休業となり午後の予定が何もありません。
何とか暇をつぶそうと勉強したり、本を読んだり。
けどなにか満足した生活ではない。
こんなにも一日を無駄にしてる感覚は初めてです。
二度と今日は戻ってこない。
でも似た日はやってくる。
サッカーは宗教だ。スタジアム巡りで感じた事
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
僕は人生の大半をサッカーにかけているほどサッカーが大好きです。
熱い男たちが90分間繰り広げるその戦いに僕は虜となっている。
感動もあればそのまた逆もある。ロシアワールドカップのベルギー戦で見せてくれた日本代表の戦いには痺れた。
僕はイングランド一部「プレミアリーグ」で戦っているアーセナル」というチームと「J1」のサガン鳥栖のファンだ。イギリスには何回もいけないけれど、サガン鳥栖の試合には何回も行った。
僕がサッカーを好きになった理由の一つにスタジアムが挙げられる。
何万人もの観衆を収容するその巨大な建造物にはプレーする人の魂と応援する人の魂が
生きる場所だ。街に一つのそのスタジアムはサッカーファンからしたら聖地でもあり、宗教でもある。
さて、今から僕が生きてきた中で訪れたサッカースタジアムの中で特に印象に残ったものを何個か挙げていこう。
「Parc des Princes」
このスタジアムはフランス一部のパリサンジェルマンのホームスタジアムだ。
有名な選手は「ネイマール」「キリアンムバッペ」
パリの16区にあるサッカースタジアム。もともとは自転車競技場として設営された。直訳すると「王子達の公園」と言う意味になる。収容人数は48,527人。
中々古い建物なのにも関わらず、パリの街並みにしっかりと溶け込んでおり、コンクリート仕様の外壁には荘厳さがあった。
また、このチームで活躍した人物の写真がプリントされており、メガクラブさがすごい。練習場やグッズストアもすぐ横にあるので買い物も便利。パリ北駅からタクシーで片道2500円くらい。
しっかりお土産も買いました。
顔ばれ防止のためナルトで隠します。
「Tottenham Hotspur Stadium」
イングランド一部のトッテナムホットスパーFCのホームスタジアム。
収容人数は、公式ページによると62,062人となっている。
有名な選手は「ソンフンミン」
このスタジアムのすごい所は何といっても新しい。ガラス張りの白を基調としたこのスタジアムは曇り宙の中でもとても綺麗だ。
外壁には次の試合の相手が映し出されていてとても近代感が醸し出されている。
世界初となる天然芝と人工芝の分割格納システムを採用されており、NFLのゲームやコンサート会場としても利用することができる。
また、ビール醸造所とベーカリー、プレーヤーズトンネル(選手が入場前に整列している場所)にほど近い特別シートの設置するなど、前例のない近代的な作りとなっているのも魅力だ。
こんな感じで綺麗
僕はこのスタジアムにライバルチームの服を着ていったのですが、中指は立てられるは、汚い言葉はかけられるはで散々でした。
このスタジアムが最初に使用されたのは2019年の4月3日。まだ一年しかたっていないのだ。このスタジアムで最初のゴールを決めたのは写真のソンフンミンだ。
「Emirates Stadium」
イングランド一部のアーセナルのホームスタジアム。収容人数は60432人。
有名選手は「メストエジル」
僕がこのチームのファンなので贔屓目な所はあるものの、好きなチームのスタジアムを見た時の感動はすごかった。
アーセナル駅とホロウェイロード駅が最寄であり、ロンドン中心街からもさほど遠くない。今まで使われていたハイベリースタジアムとの距離もめちゃくちゃ近い。すごいのはどこの駅から行っても、スタジアムに近づいて行く時の興奮がやばい。
比較的に新しくきれいなガラス張りになっている。
今までのレジェンドたちの背中姿が何よりも美しい。
博物館もあるし、スタジアムツアーも常時あるのでおすすめ。
ざっと海外のスタジアムで印象に残ったのはこの三つだ。特にロンドンには沢山のスタジアムがあるので一日あれば4個は行けるだろう。
今回感じたのは、一人一人がファンであると共に、そのチームでプレーしている選手なのだということ。そこには誰かしらの情熱があり、魂がある。ここまで人々を熱狂させるサッカーは宗教であり、サッカーの発展を支えてきた人間に驚かされた。
「今日のカクテル」
「XYZ]
カクテル言葉は「最高」
ひ弱なジャパニーズは筋トレをしよう
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
コロナの影響で暇だと思いますが頑張っていきましょう。
まず最初にこの二つの画像を見ていただきたい
同じ服装、同じ性別。皆さんはどちらを男っぽく思うだろうか。
大半の人は上のマッチョだと答えるだろう。仮に僕が女だったら間違いなく上の体系の人と付き合いたい。
太い腕、厚い胸板、引き締まった太もも。すべてにおいて勝っている。
何かあった時に守ってっくれるのはマッチョだろう。
外国の人にはマッチョが多い。それは間違いない。これは文化の違いがあるだろう。
海外では筋トレをする文化がある。それゆえジムの月会費もかなり安い。アメリカにいる友人に聞いたところ、長期で会員になっている人は890円で24時間使えるとのこと。なんとこれまた安い。一年間で1万ちょっと。そして馬鹿みたいに施設がでかい。老若男女問わずおおくの人が利用している。
またアメリカでは大学生になったら男はなぜか筋トレを始めるらしい。女性もしかり。
海外のすごい所はジムだけではない。街中の公園やビーチに筋トレの器具が置いてあるのだ。
いたるところにマッチョだ。
このように外国では筋トレが文化として根付いている。
一方日本はどうだろうか。
街を見れば韓流ファッションが溢れている。総じてみんな細い。ワンパンで倒せそうな細さだ。近年では外国のジム会社の参入や健康意識の向上もあり筋トレをする人間は増えてきてはいるが、それでもまだまだ。
僕自身高校までは細かったしろくに筋トレをしたことが無かった。制服があったので自身の細さを隠していた。
だが大学に入ってみると環境は変わった。夏になるとお洒落を楽しむ大学生。海に行ってBBQを楽しんだりする。その時僕は思った。
「こんなだらしない体変えないと」と
それ以降僕はジムに行っている。月会費は学割ありで大体5000円ほど。バイト代から払える金額だし、服を一着我慢したらいい。
日本にはまだ筋トレ文化が根付いていないがゆえに、マッチョな人間は間違いなくモテる。そう確信している。
重力がある限り筋トレは出来る。
さあ、パソコンを閉じて腕立てをしよう。
「今日のカクテル」
「ギムレット」
宇宙兄弟は人生の教科書
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
今日は僕が人生の教科書にしている「宇宙兄弟」の名言を何個か紹介しようと思う。
この漫画に僕は救われたこともあれば、人生を見つめ直したこともある。間違いなく僕のおすすめする漫画トップ3にランクインする。
「宇宙兄弟」は小山宙哉による漫画作品で、講談社の「モーニング」にて」2008年から連載されています。
宇宙兄弟は、ごく普通の中流家庭で育ったきょうだいが、子どもの頃の体験をきっかけに「宇宙飛行士になる」という夢を抱き、その夢に向け努力し、夢を実現していくストーリーです。
主な登場人物
南波六太
もじゃもじゃの天然パーマが特徴。1993年10月28日生まれ。同日にドーハの悲劇が起きていることから「自分には不運に縁がある」と考えており、幼い日の約束通りに宇宙飛行士となった弟日々人に対して劣等感を抱いていた。ある日、弟を侮辱した上司に対して頭突きをし会社を首に。その後紆余曲折をえた末に日々人からのメッセージを受けて、宇宙飛行士を目指し始める。
南波日々人
六太の弟。JAXAの宇宙飛行士。
初めて月面に立つ日本人として選ばれるなど、宇宙飛行士の中でもひときわ才能に恵まれている。
アメリカでは“サムライ・ボーイ”として人気が高い。六太が宇宙飛行士になることを心待ちにしている。野茂英雄がメジャーリーグでノーヒットノーランを達成した1996年9月17日生まれ。
細かい事を煩わしがる性格で、周囲のプレッシャーなどを気にしない心の持ち主。
様々な技能を短時間で修得する能力に富む。
さてさて、それでは本題に戻ろう。
先程言った様に、この漫画には名言が沢山出てくる。YouTubeにも名言集が投稿されてるほどだ。
僕が影響を受けた名言を3つ紹介しようと思う。
「俺の敵はだいたい俺です」
「君にとっての敵は誰ですか?」
ムッタに投げかけられたビンスの質問。
ビンスにとっての敵とはマスコミ、科学者、そして天文学者…。
有人で宇宙へ行ってこその宇宙開発である、と信じるビンスにとって
それを邪魔するものはすべて敵だと言います。
ここで六太はこう答えました。
小さい頃から宇宙飛行士になるという夢を邪魔してきた「敵」は自分だと。
自分の可能性を消してきたのは大体自分ということ。
僕自身何かと理由をつけてチャレンジしないことが何回もあり、出来ない理由を付けてそのたびに正当化してきた。
だれも未来のことなんてわからない。足を踏み入れないと未来なんてない。
でも、その一歩を踏み出すのは自分にしか出来ない事。自分に打ち勝たなくてはならないと思ったワンフレーズです。
「僕はもう決めたんだ。迷ってるヒマなんてない……!人生は短いんだ……!
ああ……そうだ……!テンションの上がらねえことに……パワー使ってる場合じゃねえ……!」
これは、ピコとビンセントの名言。同じ土地で生まれ育った3人ピコ、ビンセント、リックは来る日も来る日もロケットを作り、宇宙のテレビや本を読み語り合い、明るく情熱的なリックは先頭を切って宇宙をまっすぐに目指していました。
宇宙を夢みて3人は成長してゆきますが、やがて進学進路を決める時期に。
宇宙を目指す事を両親から反対され、
ビンセントとピコは宇宙を目指すことを一度諦めることに…。
しかし、もう宇宙を目指さないと決めたビンセントとピコは誓うことができず仲たがいをしてしまい、和解をする間もなくリックは事故で帰らぬ人となってしまいました。
亡くなった親友リックの思いと彼への償いの気持ちを背負ってビンセントとピコは宇宙をめざすことを心に誓います。
このシーンは正直に言うと泣いた。号泣した。
僕達はいつ人生が終わるか分からない。だが明日終わるなんて思っている人は少ないだろう。時間は有限なのである。
せっかく生きるのであれば、自分の夢を叶えたい。自分が満足して心から楽しかったと言えるような人生にしたい。と思ったワンフレーズ。
「メロディなきメロディを奏で 道なき道へ行こう そこに俺にとって一番の金ピカがあるのだ」
日々人と母のおかげでJAXAの新規宇宙飛行士の選抜試験に書類合格した六太。しかし二人の気持ちには感謝しながらも、「兄が弟に引っ張られるわけにはいかない」と、このまま一次審査に進むべきか迷っていた。
悩んだ末、六太は子ども頃から世話になっている、天体観測所で働くシャロンに会いに行く。その心中に気づいたシャロンは、六太が子どもの頃、はじめて楽器を選んだ日のことを語りだした。六太が選んだ楽器は、一番音が出しづらい金ピカなトランペット。どんな難しいことにも進んで挑む子どもだったと言うのだ。
「今のあなたにとって、一番金ピカな事はなに?」シャロンのその言葉で六太はようやく気づく、自分はいつの間にか日々人の前で失敗することを恥じるようになり、本当に大事な気持ちを忘れていたということに。
このセリフは六太が宇宙飛行士になるという夢をもう一度誓ったシーン。
ここでいう「金ピカ」とは自分がやりたい事。子どもの頃からある夢や、して見たかったことは誰にでもあると思う。将来の夢なんかもそうだ。でもそんなこと忘れて大人になっていく人が多いこの世の中。金ピカはどこかに埋まってしまっている。
僕達は誰にも干渉されず金ピカを引っ張り出して、磨いていこう。
「さあ行こうぜ!宇宙へ!」
この他にも沢山の名言があります。ここでは紹介出来ないほどです。
今回は僕の好きな3つを皆さんに紹介させていただきました。
ぜひ、宇宙兄弟を手に取ってみてください。
「今日のカクテル」
「エメラルドミスト」
カクテル言葉は「未来の自分へ挑戦するチャレンジャー」
彼女に言っていない「好きだ」の三文字
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
依然として新型コロナウイルスが猛威を振るっており、緊急事態宣言解除が延長される見通しです。
勿論僕のアルバイト先のバーも休業となっており、いつ再営業するかわかりません。
さてさて今日は僕の受験期に経験した甘酸っぱい恋愛について語ろうと思う。
僕の受験は一言でいうと青春がギュッと詰まっていた。
朝から晩ま学校で勉強した。朝の6時半には学校に行っていた。
8月の暑い朝は窓を開け、朝日を浴びながら生ぬるい風と共に勉強し、12月の寒い日にはお尻の下にカイロを置いて温まりながら勉強していた。
友達同士で志望校に向かって勉強した日々はきっと人生の糧になったし何よりもいい思い出だ。弱みを吐いたら支えてくれる友達にも先生にも僕は感謝している。
受験を経験した人ならわかってくれるだろうが、高校3年間、そして受験期1年間は一人では乗り切ることが出来ない。誰も心の支えがないと途中でくじけてしまう。
それだけプレッシャーがかかる。
高校受験の倍率は4倍だった。地方の高校となると1.3倍とかもあり得るだろう。高校受験は落ちる方が難しいのだ。
一方大学受験。私大最難関の早稲田は約13倍。全国の天才たちがめちゃくちゃ頑張って勉強してきても合格するのは13人に1人。僕のすべり止めの私大も12倍だった。
国公立大学はまた特殊だ。センター試験を受験して、自己採点をする。ここで点数が低かったら出願すら出来ない。仮に出願したとしても二次試験では同じように頭のいい人同士が合格をつかみ取るために回答用紙に答えを記入する。倍率は大体3~5倍。
この様に大学受験は合格する方が難しいのだ。
そんな僕も数年前は泣きながら勉強していた。
しかしそんな僕には苦しい受験勉強を乗り越えられる気力を与えてくれる人がいた。
「好きな人」だった。別に彼女ではない。単純な片思いだった。
僕の高校では1年生のクラスは外部生と内部生で分けられていた。僕は外部生、彼女は内部生。教室も違ったし棟が違ったので接点がなかった。
僕と彼女との出会いは高校2年生の頃だ。
2年生になると文理選択によってクラスが分けられる。そこで僕と彼女共に文系を選択した。理由は単純で英語が好きだからだ。
しかしクラスは違った。
ある日僕が教室移動の為に階段を上っているとそこに彼女がいた。
女の子数人と話をしてる彼女の笑顔に僕は虜となった。
その次の授業のことなんて頭になかった。彼女の名前が知りたかった。
そこからの僕の行動は早かった。内部生の男子に名前を教えてもらい、どんな人なのかを徹底的に聞き出した。部活、元カレの有無、好きなタイプ、全てだ。
ただ決定的に違うところがあった。成績だ。彼女は学年トップの成績だった。一方僕は下の下。振り向いてもらえるはずがなかった。当時の僕はそれだけであきらめてしまった。僕にダイエットの神様ならぬ、勉強と恋愛の受験はまだ降りてこなかった。
そうしてやってきた3年生。朝9時にクラス発表が行われた。
目玉が飛び出た。ななななななんと彼女とクラスが一緒だったのだ。
めちゃくちゃ嬉しかった。一回も話したことが無かったけど、僕の心の中は何を話そうかでいっぱいだった。
気分上々で授業を受ける日々。気分上々でする部活。
明日学校に行けば彼女に会える。そんなきもい考えを持っていた。
3年生の6月。部活が終わった。高校総体までやり切った部活が懐かしく思えると同時に大学受験までのカウントダウンが始まった。とは言えあまり勉強しなかった。受験に対しての情熱が無かった。大学の志望動機なんてない。自分の偏差値に近いからその大学に行くんだ。そんな感じだった。
僕は東京にある大学を目指していた。全受験生が知っている有名大学だ。だが、あくまで合格したらいいな的なノリであって、このままの成績では出願すら出来ない状況だった。
ある雨の日、担任と進路面談があった。空がうっすら暗くなり始めた頃僕は面談を終え教室に戻った。教室の扉を開けるとそこに彼女が一人で勉強していた。冷静を装って挨拶をして帰りの準備を始めた。すると彼女の方から声をかかけてきた。
「大学どこ行くの?」とこれが初絡みだ。片思い相手から話しかけられるなんて思ってもいなかったし、コミュ障の僕には中々の試練だった。
僕は早口で僕の志望校を言った。
「え!?そうなの!?私の志望校とめっちゃ近い!」
と彼女は言った。彼女も東京の大学を目指しており、またそこの学力が高い。そんな彼女もいまのままでは合格は出来ないようだった。何より驚いたのが、僕の志望校と彼女の志望校の距離が徒歩圏内だったのだ。
「じゃあ、お互い志望校に合格したら東京でデートしよう!」
僕は顔を真っ赤にしていった。
「いいよ。楽しみにしてる!」
彼女は笑っていった。
僕に受験の神様が降りてきた。
その日から僕は死ぬ物狂いで勉強した。携帯、テレビ、一切見なかった。睡眠と食事と勉強しかした記憶がない。
分からないところがあれば先生にしつこく質問し、常に自分を高めた。
全ては東京デートの為。一緒に彼女とも勉強した。横に座って問題を解き合った。
勉強だけでなく、夢についても語り合った。
結果僕の成績はぐんぐん上がって行った。志望校にもてが届く所まできた。
今までの不安は自身へと変わっていった。
受験日まではあっという間だった。
そうしてやってきた受験前日。
僕は東京のホテルにいた。簡単に復習を終わらせた後夕食を取るために、外出の準備を始めた。その時に彼女からメッセージが届いた。
「いまからご飯食べに行かない?」
嬉しかったが、僕はこう答えた。
「受験が終わったら、行こう。大学も近くなるしね」と
ただのかっこつけかと思うかもしれない。ただ、僕は本気で思っていた。
次の日、僕は試験会場にいた。
3週間後。1通の手紙が届いた。
「不合格」
その3文字が書いてあった。心を落ち着かせようと必死だった。
でもダメだった。いままで頑張ってきた思い出が脳裏に浮かびあがると共に僕は泣いた。勉強が無駄になったのかとも思ったし、何より自分が情けなかった。
その日の夜に彼女から電話がかかってきた。
「不合格だった」彼女は泣きながら言っていた。間髪入れずに彼女はこういった。
「私は絶対にあきらめない。東京の予備校に行ってもう一年間勉強する」と
彼女は本気だった。
それからの僕は後期試験で九州の大学を受験し無事合格。
波乱万丈な受験生活に終止符を打った。
が。話はここで終わらない。
大学生活を送っている僕にはどうしても心残りがあった。確かに後期試験で大学に合格はしたもののその大学は行きたい大学ではない。僕は何の為に勉強してきたのか。
僕は携帯に手を取り彼女に電話した。
「僕も1年後。もう一回受験する。仮浪人する。一緒に頑張ろう。いい報告ができるまで連絡はしない。だから待っててね」
と彼女に誓った。
彼女は最後にこう言った。
「待ってるね。」
その後僕と彼女は連絡を取ることなく勉強をした。予備校に通いながら、大学に通いながら。1年はあっという間だった。
現役の頃よりもいい成績を取れるようになり、判定もかなり良かった。
そうしてやってきた合格発表の日。1年前泣いた日だ。
彼女から電話が来た。久しぶりに彼女と連絡を取る。誓い合った日から一年。
結果はどうだったのだろうか
「合格した」
僕は泣きながら彼女の合格を喜んだ。本当に嬉しかった。そして彼女はこう聞いた
「結果どうだった?」と。
僕は思い口を開いた。
「ごめん。本当にごめん。受験していないんだ。」
そう。僕は受験をしていない。別に日程を間違えたとかではなかった。
ただただ怖くなったのだ。高校の頃から勉強してきて、志望理由は単純でもずっと憧れていた大学。合格判定も良くなってきた。その時だった。
もしここで不合格だったら、僕は一体何なんだ。僕は本当にこの大学に行けないことをまた教えられるのか。また努力が無駄になるのか。と
二年連続で落ちることに対しての恐怖が大きくなっていった。
そうすると焦りがでてきた。不安が出てきた。何より受験が怖くなった。
結果僕は出願しなかった。
全てを話した。一切隠すことなく。彼女は黙って聞いてくれた。そして納得もしてくれた。なんて僕は情けないのだろうか。自分から一年後待っててねとか言っておいて。
すこし沈黙が続いた後彼女はこういった。
「覚えてる?高校3年生の6月。一緒に東京に行こう。そしてデートしようって言ってくれた日。それからもう二年が経ったね。早かったね。でもとても成長できた二年だったよ。一緒に受験勉強した時のことは良い思い出になった。ありがとう。ずっと待ってるよ」
こうして僕の受験は本当に終わった。
もちろん悔しかった。悲しかった。けれど。良かった。
僕が駆け抜けた高校生活に生きる気力を与えてくれた彼女に僕は感謝している。
彼女に言ってないことが一つある。「好きだ」の三文字だ。
「今日のカクテル」
「ジンライム」
カクテル言葉は「色褪せぬ恋」
大学生の恋愛事情
皆さんこんにちは大学生バーテンダーです。
今日はここで大学生の恋愛事情について語ろうとおもう。
大学生の恋愛と聞くとどんなイメージを持つだろうか。
「大人の付き合い」「しっかりとしている」
僕は小さい頃から大学生になるまでこう思っていた。
大体皆さんは小学生の頃に好きな人ができただろう。しかし、それは性格を見ているわけではなくて、単純に「足が速い男の子」「可愛い女の子」という理由が大半だろう。
皆前で○○君すきーなんて屁をするが如く言っていた。
中学生になると、急に大人の仲間入りをしたような感覚になったのを鮮明に覚えている。中一から見た中三はどんなにかっこよく見えてことか。
大体ここらへんで彼女彼氏が出てくる人がおおい。僕自身初めて彼女が出来たのも中学生の頃だった。年上の綺麗な先輩だった。
とはいえ、所詮中学生の付き合い。アルバイトなんてしているわけでもないのからお金がない。親からもらったお小遣いでデート費を賄っていた。
デートと言っても大型ショッピングモールにいって買い物をするくらいだ。特段何もしない。
そんで高校生。この頃になるといままでレアだったパターンが出てくる。
それは「年上、年下と付き合う」「他校と付き合う」
おいおい、貴様は中学校で先輩と付き合ってるじゃないか。と突っ込まれた方。カームダウン。僕達は中学生にしては珍しい組み合わせだった。高校になると、高校の規模が大きくなり今まで出会わなかった人と出会うようになる。そしてそこには年齢の壁が意外と無くなってくる。俗にいう年齢が低い時ほど一歳のさは大きいと感じるあれだ。
高校生のカップルは結構自由だ。バイトをしている人はお金を持っているので、デートにも行く頻度は増えるだろうし、今まで出来なかった経験を身をもって感じることが出来るだろう。しかし、急に自由度が増すために妊娠したりするケースも増えてくる。
僕の通っていた高校は進学校だったので勉強が忙しく彼女なんてできなかった。とはいえ僕も男だったので好きな女の子はいた。
そして大学生。が、予想と違った。
女の子との接点がない。僕の大学の学生数は2万人。単純計算だと女の子は1万人いる。なのになぜ。
「クラスが無いのだ」
小中高は何年何組みたいに各クラスによって授業をうけてきた。そうすると自然にも女の子と話す機会はある。しかし大学のシステムはまるで違った。各々が受けたい授業を受講し、各々が教室にいく。そう。普通に大学生活を送っていたら女の子との接点が全くないのだ。
じゃあみんなどうしているのか。「サークル」に入るのだ。部活に入って忙しい日々を送りたくはけども、何もしない生活は嫌だ。こんな人が大半だ。単純に異性の友達が欲しいもしくは彼女が欲しい人は「文化祭実行委員会」「ボランティアサークル」にこぞって入る。もう恋愛サークルだ。
関東圏の大学にはインカレというものもある。そこに入れば他大学の人と知り合える。
残念ながら僕は社会人サッカーのチームに入っているので、女の子との出合いは無いです。
ハイ次、異性とのマッチングの場所「ゼミナール」通称ゼミ。
大体の学生はいるだろう。ゼミに入るために研究室訪問をしたり、説明会に足を伸ばす。可愛い先輩がいたらそこにロックオン。でも中々ゼミ内で恋愛に発展はしない。せいぜい15人ほどの規模なので仮に付き合って別れでもしたら今後のゼミ生活は地獄となる
後は友達の紹介も大きい。陽キャの友達に頼めば合コンを開いてくれるだろうし、インスタからの恋愛も大いにあり得る。
まあこんな感じで皆出合いの場を作っているわけだ。
高校生に言っておきたい。学部選択は慎重にね。僕の学部学科の7割は女の子だが、特に工学系だと女の子の数が200人に5人とかもあり得る。
じゃあ、こうして出合いの場を作って交際に発展した大学生は一体どんな生活を送っているのだろうか。
こーれが大学生の良い所。基本何してもいい。とくに一人暮らし。
1人ということは、ベッドの下を掃除する母親もいない。よなかテレビを眺めている父親もいない。はい。もうすることは一つ。彼女を連れ込む。後は大体想像できるよね。
僕の友達は同棲をしている。大学の内から家事の分担等しているのだ。これは高校生には出来ない。
一緒に旅行もできる。国内外問わず。これはまじで楽しい。好きな人と旅行するなんて物凄い経験と思い出が手に入る。夏休みや春休みになるとインスタグラムがカップルでうまる。2か月以上もある春休みを皆存分に楽しんでいるのだ。
なにより充実した大学ライフを堪能することが出来る。
僕は昼食を取る時はむさくるしい男どもと過ごしてる。そこにカップルがきて一緒に飯を食うなんてなんて眩しいんだ。弁当を作りあっているカップルはもう神々しい。昼食の後は一緒に授業を受けたりもする。
金曜日の夜にはお洒落なご飯屋さんにも行けるし、クリスマスやバレンタイン、誕生日などイベントごとに距離は近づいてくる。
休日にはお昼近くまで一緒のベッドで寝て、下着の上に白Tシャツをきた彼女が料理をしてくれるなんてことも。
あああなんて最高な学生生活だ。これが18-22歳で味わえるなんて特権や。
とは言っても恋人が出来ない人も一定数いるのが現状だ。
そんな人はマッチングアプリを使ったり、クラブに行ったり、相席屋にいく。色んな方法がある。ナンパしに街へ向かう友達の背中を何回見た事か。
大学生同士がピュアな恋愛をしているとも限らない。
ママ活をしている友達もいるし、当然その逆パパ活をしている人もいる。社会人と付き合って紐みたいな生活を送っている人もいれば、スーパーメンヘラ発動カップルもいる。結果様々だ。
社会人からしたら大学生の恋愛なんてまだまだ可愛いもんだという人もいるだろう。そりゃそうだ。社会人ではないのだから。でも社会人になった時に発見できるものが楽しみでしょうがない。
色々な付き合い方がある。
恋は盲目なのだ。
「今日のカクテル」
「ロブルイ」
カクテル言葉「あなたの心を奪いたい」